2019年 盗難被害車種ワーストランキング
2019年1月1日~12月31日まで自動車盗難情報局にご登録いただきました自動車盗難情報より被害に遭われました車種をランキングでまとめてみました。
第1位 スカイライン 32台 (BNR32 16台・BCNR33 8台・BNR34 6台・その他スカイライン2台)
愛着を持って所有されている方が多いので、「何とかして発見したい!」お気持ちが強く自動車盗難情報局へのご登録が多い車種です。
勿論実際の被害も多く、所有されている方は「必ず何らかの盗難対策が必要です!」
年配の方が長く所有されており「盗難被害が多発していることに気が付けないで無対策のまま盗難されている」場合も多いです。
最近では、GTRと同じエンジンを積んでいるステージア AUTECH260Rの盗難も見受けられるので注意が必要です。
第2位 ランドクルーザー・ランドクルーザープラド 31台 (プラド24台・ランクル7台)
一般的にも盗難率の高い車種ですが、自動車盗難情報局へのご登録でもこの順位です。
200などはTコネクトにより「車が何処にあるかGPSで確認できる」に安心してしまい特に対策をされていないお車が多いですが実際にはTコネクトも1分で無効化されております。純正以外の対策が必要です。
盗難された後は海外に運ばれ、セレブたちの『遊び車』などに使用され人気のようです。
第3位 プリウス 25台 (プリウス 18台・α7台)
一般的にも盗難率の高いお車で、自動車盗難情報局へのご登録も多くありました。
販売台数が多く、周囲に馴染むので怪しまれにくく、犯罪の足として使われることが多いです。
アクアもこちらに6台の盗難車登録がありましたので注意が必要です。
特徴のないお車が多いのでナンバーを外され施錠をして放置されてしまうとそのままになってしまう事が多いです。
第4位 インプレッサ・WRX STI 23台 (GDB19台・GC2台・VAB2台)
スバルのお膝元群馬県、北関東での被害が圧倒的に多いです、保有台数が多いからでしょう。
弱点が多く2分と掛からず持っていかれてしまいます。
盗難されてしまうと発見された話を殆ど聞かないのも特徴かもしれません。
また、EJ20エンジンが終了のためGRB以降もこれから注意が必要です。
2019年は同じエンジンを積んでいるレガシィも盗難されています。
第5位 ホンダ タイプR 21台 (EK9 7台・DC2 5台・DC5 7台・DB8 5台)
こちらは栃木県での被害がかなり目立つお車です。
シビック、インテグラと分けてしまうと目立ちませんが現存している車の台数から考えると多いと思います。
やはり新しいお車ではありませんので、あっという間に盗まれます。
タイプRに安心してお乗りになるには何らかの盗難対策は必須です。
ランク外ですがホンダs2000の盗難も2019年は栃木県で多発しておりました。
第6位 レクサス 14台 (LS 8台・LX 3台・GS 2台・RX 1台)
海外ではビッグネームのトヨタと同じく広く認知されているため盗難率も高いです。
こちらもG-Linkにて車両の位置情報を把握出来ますが、数分で無効化されております。
第6位 アルファード・ヴェルファイア 14台
高額で取引されるため盗まれやすい車になっています。
こちらは完全に海外需要のために盗難されています。
リレーアタックで盗まれる手口が多いようです。
第7位 ハイエース・レジアスエース 12台
ハイエースは耐久性があり、使い勝手などがいい面から海外での需要が高い車です。
2007年から7年間は自動車盗難のワースト1位でした。
工具を使ってドアの鍵をこじ開けハンドルロックを解除しエンジンを作動させてしまう方法や、
リレーアタックでエンジンを始動させる手口で持ち去られてしまいます。
自家用のみならず社用車などまとめて数台盗まれるケースもありました。
第8位 クラウン 11台
クラウンは新しい車から古い車まで盗難されております。
「古いから大丈夫」は通用しません。
ゼロクラウンなどに関してはイモビカッターで簡単に盗まれてしまいます。
第9位 シルビア 9台(s 14 1台・s 15 8台)
こちらもまとめると少なくありません。
特にS15の盗難は急増しました。
カスタムされている車が多いため、部品のみオークションなどで売られてしまうケースも多々有ります。
代わりとなる車種が有りませんので大事に守っていく必要があります。
10位 マークII・チェイサー・クレスタ 100系 8台
チェーサーが圧倒的に目立ちます。
ドリフトできる車として海外などで人気があるのでしょうか。
発見されたがボディのみ見つかったケースも有りました。
10位 ヴェゼル 8台
2019年はヴェゼルの盗難の投稿がチラチラと見受けられました。
海外での人気が高いため、盗難率が上がっているようです。
ハイブリッド車というのも盗難される理由の一つかもしれません。
10位 スープラ 8台
やはり映画の影響も大きいのか、殆ど見掛けなくなったスープラが8台もご登録されております。
海外での人気もそうですが国内の価格の高騰も凄いです。
所有している方は必ず対策は必要です。
「自動車盗難は高級車に乗っている方の話でしょ?」なんて言葉を多く聞きますが、
こちらのランキングを見ていただいても分かるよう一概に高級車が危険とは言えません。
年式は古くても新しくても特徴のあるお車が多く被害に遭っております。
国内での人気よりも「海外に持って行った時にいくらになるのか?」の方が関係していそうです。
※年末にニュースになっておりました「ロンダリング」と言う新しい手口により盗難車を国内にて転売するという事も可能になっているようです。
これからは国内での人気車種も注意が必要です。
自動車盗難情報局としましてはお車を盗難から守る為にはしっかりしたカーセキュリティの装着を強くお勧めいたします。
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