大型バッテリーやナビの盗難ご用心 豊田署管内で増加傾向(中日新聞)
豊田署は、九月末までに管内で発生した自動車関連部品を狙った盗難の件数をまとめた。九十六件と昨年の同時期に比べて十五件減少しているが、バッテリーなどの「その他の車両用部品」は増加傾向にある。特に重機やトラックの大型バッテリーの盗難が増えている。さらに十月に入ってからは、カーナビなどの盗難が立て続けに発生。署は警戒を呼び掛けている。
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重機やトラックのバッテリーはむき出しで取り付けられていることが多く、盗まれやすい。固定するねじも比較的簡単に取り外せ、なおかつ普通乗用車のバッテリーよりも高価。七、八月には管内で、十七件の盗難が発生し、被害金額は百二十二万円にのぼる。
長谷昭次生活安全課長は「取り外し防止のねじを付けたり、駐車場に警報器やセンサーライトを取り付けたりしてほしい」と話す。バッテリーに社名を書いたり、シールを貼ったりするのも盗難防止につながるという。
十月に入ってからは、十、十一日にみよし市内で自宅駐車場に止めていた車からカーナビやドライブレコーダーなどが盗まれる事案が四件発生。十四、十五日には豊田市内でも六件起きた。盗まれたカーナビは、トヨタ自動車のミニバン「ヴェルファイア」や「アルファード」に搭載されている純正品がほとんど。いずれも車の窓ガラスを割って車内に侵入し、持ち去られた。
署は、バッテリー盗難同様、駐車場にセンサーライトや警報器を設置するよう求めている。その上で同課員は「狙われやすいのは、車内に物を置いている車。分かる場所に何か物を置かないのが大原則」と力を込めた。(中日新聞)
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